悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

5回阪神4日10R堺ステークスの予想

今日のWIN5の2つ目は阪神の1600万下ダート1800mに13頭立て。ここは荒れるとみた。というより、このペースでブログを書いていて投票の締め切りに間に合うのか?

人気は3歳の3番ピットボスとこのクラスですでに勝っている4番ブチコ、昇級戦の前走でも2着と好走している13番レッドサバス。荒れるのを前提とすればこの辺は無視。

10番ヒデノインペリアルも気になるが、前走のレースぶりがあまりよくなかったので無視。

12番テイエムジンソクは鞍上が今年4勝しかしていない竹之下で、うち2勝がこの馬。このクラスに上がってからも好走を続けている。2着、3着、4着と着順を落としてきているのが気になるが……。

単複12番で勝負。

4回中京4日10Rこうやまき賞の予想

今週もWIN5が簡単そうな気がするので、予想してみたい。

最初のレースは中京の2歳戦。500万下の芝1600mに13頭。

未勝利馬が4頭もいて、1勝していても昇級後は冴えない成績の馬も多く、人気上位の馬が実力も上位だと素直に考えてよさそうだ。

今日の阪神ジュベナイルフィリーズで人気のソウルスターリングの2着に好走した4番ペルシアンナイトが圧倒的な1番人気。しかし危ない人気馬ではないか。前走は向こう正面でかなり引っかかっており、直線を向いて追い出してからの反応も今ひとつだった。今回は距離短縮となるので気性面からは好材料かもしれないが、中京で同じようなレースをすると間に合わないおそれがある。

2番人気に推されている5番アロンザモナは、1戦1勝で阪神ジュベナイルフィリーズを除外になってしまったが、調教は抜群だという情報が流れている。デビュー戦も出色で、後ろを引きつけて逃げて後半のハロンタイムが12秒4,11秒8,11秒4,11秒2と加速していくという味のあるレースぶり。もしかしたら勝つ可能性も考えておくべきだろう。マイナス面は鞍上か。

単勝5番と馬連4-5で勝負。

第68回阪神ジュベナイルフィリーズの予想

新しいG1だと思っていたのにもう68回目なのか!と驚いたけど、前身の阪神3歳ステークスから通算しているのか。

有力馬のこれまでのレースぶりを見て、この中で一番強そうなのは18番リスグラシューだ。長くいい脚を使える。今の阪神1600mが合いそう。阪神も2戦目で経験して圧勝しているし、このコースなら大外でもそれほど不利ではないだろう。関西で人気馬に乗る戸崎は信頼性に欠けるきらいがあるが、今回は秋華賞当日と違って7レースを除いて全部のレースに乗るので下見も十分。今のところ2番人気で単勝3倍台の後半だが、それだけつけば御の字だ。

3戦無敗の11番ジューヌエコールは初戦を見た感じではスピードが勝ったタイプで底力が要求されると厳しいように見えたが、前走で距離が延びても引っかからずに対応できていて器用さもある。

今のオッズから大きな変化がなければ、18番の単勝に加えて馬単とワイドで18-11を買いたい。

人気の2番ソウルスターリングは2連勝だが、そんなに強い印象を与えるような勝ち方ではなかったし、揉まれる競馬の経験もないので人気に見合わないと思う。 4番レーヌミノルも1200m戦で6馬身ちぎって勝つということはスプリント能力がすぐれている証拠だろうけど、前走で土がついたのも気になるし1600mでは鈍ると見てやはり軽視。 むしろ1番ディーパワンサのほうが、堅実に走りそうな感じ。 2戦無敗の17番ヴゼットジョリーは、新潟2歳ステークスもそれほど強さを感じるレースぶりではなかったが、この人気なら買える。

5回阪神3日9R摂津特別の予想

1000万下の芝1600mに10頭立て。

秋華賞3着の6番カイザーバルが圧倒的人気。阪神では2勝しているしローズSでも3着だったからコースに不安はないし、ここは逆らえないだろう。

相手は、同じ1000万下で好走している4頭でいいのではないか。具体的には、1番ナイトオブナイツ、2番ジョーアラタ、8番ビナイーグル、9番サンライズクロンヌ。簡単すぎて怖い。何か罠がありそうだな……。

5回中山1日・2日、5回阪神2日、4回中京2日の反省

土曜日の中山ステイヤーズステークスは、アルバートが連覇。ファタモルガーナが一足先に抜け出したところをきっちり差し切って危なげのないレースぶりだった。「頭打ちの馬」と評したが、まだ5歳だし、天皇賞(春)でも0秒5差なのだからG1に手が届いてもおかしくないか。 モンドインテロはいい脚で追い込んできたが3着止まり。2着候補にはこの馬しか入れていなかったので3連単外れ。予想はあと一歩のところまで来ているのだが……。20通り買っていれば当たったか。 プレストウィックが4着。重賞でもやれる目処が立ったのではないか。

日曜日は、久しぶりにWIN5を買ってみた。同時に単勝も。 中山11Rの北総ステークスと阪神11Rのタンザナイトステークスの2レースのみ的中。1レース目の中京10R浜松ステークスで10番人気のトウショウピストが勝った時点でWIN5は終わっていた。

浜松Sで買ったのはファインニードル。昇級戦だったが、前走で進路が狭くなりそうなところを突き抜けたレースぶりがいいと思ったので狙ってみた。2番人気で0秒6差の10着は微妙。スタートの出足つかず大外を回った不利もあるが、このクラスに慣れるのに時間が必要かも。

阪神10R妙見山ステークスで狙ったのはショコラブラン。ある程度前につけられて安定した差し脚を発揮できると思った人は多かったようで2番人気に支持されていた。しかし追い比べで見劣り、後ろから来たベックにも差されて4着。期待したような走りをしたのは7歳馬のビッグリバティだった。

北総ステークスは、この条件で全4勝を挙げているセンチュリオンを選んだ。2番人気で単勝3.1倍は意外とつかなかった。

中京11R第17回チャンピオンズカップは、ノンコノユメ単勝と、アウォーディーからアスカノロマンノンコノユメ、ゴールドドリームへと馬単を流した。アウォーディーが向こう正面ですでに押っつけているのを見て、馬券は外れを覚悟したが、直線で意外に盛り返してアスカノロマンとの一番つく馬券が当たったという夢を一瞬だけ見させてもらった。 サウンドトゥルーが神無月ステークスのダイナレターを思わせる追い込みで勝利、馬券はパー。アウォーディーとの勝負づけは済んだ馬という印象だったが、展開次第ではこういうこともある。 アスカノロマンは中京ダート1800mで2戦2勝だったので狙ったのだが、複勝とワイドを押さえておくべきだった。

阪神11RタンザナイトSは、芝1400mでハンデ戦のオープン特別。有力馬がいずれも斤量55キロか56キロとほぼ横並びだったので、オープンクラスで勝った実績のある馬が有利とみて、3走前にはG2の京王杯スプリングカップで2着に入っていて力の衰えはなさそうなサンライズメジャーを狙った。池添が期待に応えて通算1000勝目。単勝710円。

第50回ステイヤーズステークスの予想(枠順決定前)

今週末は土曜日にステイヤーズステークス金鯱賞、日曜日にG1のチャンピオンズカップが行われる。 当日は予想に時間がとれないかもしれないので、今のうちにある程度考えておきたい。なお、チャンピオンズカップノンコノユメを買うつもりなので、ブログは書かないかもしれない。

ステイヤーズステークスは今年が50回目だと初めて知った。さらにG2に昇格していたのも今日初めて知った。

一番記憶に残っている勝ち馬はドクタースパートだ。道営出身で初の皐月賞馬。皐月賞もギリギリの勝ち方で、ダービーでは明らかに距離の限界を感じさせる走りで大敗。その後は掲示板にも載れない敗戦続きで、勝てるレースなんかなさそうだったのに5歳(当時の表記)の冬に空き巣の重賞ステイヤーズステークスを狙い澄ましたように取った。これが引退レースになったらしい。

おかげで、ステイヤーズステークスマイラーでも能力差で勝てるレースというイメージを持ってしまったが、そういう馬が勝った例はそんなに多いわけではない。たまたま長距離の層が薄い年だったということだろう。

歴代の勝ち馬を見ると、「主な勝ち鞍」としてこのレースか天皇賞(春)が挙がっていることが多い。重賞を勝てるとしてもここまで、といった能力に限界のある馬にとってのチャンスを生かすのか、ここで飛躍のチャンスをつかむかどちらかということなのだろう。

人気を集めるのはアルバートとモンドインテロだろうが、前者なら今年は頭打ちの馬の年、後者なら飛躍を期す馬の年ということになるだろう。モンドインテロはまだ伸びると思うので、心情的には後者であってほしい。

もう1頭、穴馬を探すとすればどれだろうか。 成績でいえばジャパンカップ4着のジャングルクルーズ候補筆頭だろうが、人気になりそうなので嫌いたい。 500万下がなかなか脱出できなかったのにここへきて意外に力をつけてきたプレストウィック、実は重賞勝ち馬だったタマモベストプレイ、このレースで好走歴がすでにあるカムフィーとファタモルガーナあたりが有力か。これだけだと全然おもしろくない馬券になってしまうが……。

5回東京7日・8日(ジャパンカップ)の反省

堅いと思った土曜日の東京7Rは、伏兵馬サンタフェチーフがミヤビエンブレムの内をすくう感じで差し切り勝ち。去年の4月に未勝利戦を勝ってから4戦して5着以内に入ったことのなかった馬は買えない……。

まあ、こういうこともある。

ジャパンカップは、武豊キタサンブラックが緩いペースで逃げ切り勝ち。「極端なスローペースにならず締まった好レースになることが多い」と書いたらこれだもんな。 ゴールドアクター吉田隼人は自分がハナに行ってもいいみたいなことを言ってたのに、思いがけずワンアンドオンリーリアルスティールが番手を主張したら譲っちゃった。田辺ならもっと競ってくれると思ったのかね。 前半800mが49秒5に対して後半800mが46秒6というスローペースは、1000万下レベルだ。勝ち時計が2分25秒8というのは、今開催初日にあった1000万下の南武特別2分26秒3と大差ない。南武特別は前半50秒フラットに対して後半46秒2なのでそれよりはマシか。とはいえジャパンカップはG1だからなあ。

今年のダービーが前半47秒7に対して後半46秒2で、2分24秒0という勝ち時計だった。これくらいのレースを期待していた。

ベテラン騎手がスローペースにはめてレースを支配する。昔からそういうレースが嫌いだったんだよなあ。勝った騎手が悪いわけではないけど。

まあ、競馬はこういうこともある。 それに、現時点の最強馬はキタサンブラックだったのにそれを認めなかった自分がアホだったってことだな。