悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

オークスの反省

かなりのスローになった。最初の3ハロンが37秒1、中でも2ハロン目が11秒6というのはここ5年ではなかったペース。前目につけていたモズカッチャンが直線で先に抜け出して勝ったかと思ったが、道中は同じような位置にいたソウルスターリングが少し遅れてスパー…

第78回優駿牝馬の予想

馬券がダメだった京王杯スプリングカップとヴィクトリアカップの反省をしないうちに次の週の競馬が始まってしまった。今日のメイステークスも、いつも出たら買っているナスノセイカンがオープン特別で絶好の舞台と思っていつもより多めに買ったら伸びず6着ど…

第12回ヴィクトリアマイルの予想(結論)

昨日は結論をちゃんと書いてなかったので、今日決めた馬券を書いておく。 昨年の上位5頭から、引退したストレイトガール、ショウナンパンドラを抜いたらミッキークイーン、スマートレイアー、ルージュバックが残る。この3頭は深く考えず買えるはず。 ウキヨ…

第12回ヴィクトリアマイルの予想

先週のNHKマイルカップを的中させたことがないと書いたが、このヴィクトリアマイルも的中した覚えがない。 ストレイトガールが連覇し、かつその前年にも3着に入っていることで、スプリント適性が問われるレースのようなイメージを持っていた。そうすると、4…

第62回京王杯スプリングカップの予想

京王杯スプリングカップは安田記念の前哨戦とされているが、結果がそんなに連動しているわけでもなく、むしろ芝1400mの重賞としてここが適距離の馬にとっては貴重な舞台になっていると考えてはどうだろう。ハロン10秒台もちょくちょく出現するようなハイペー…

2回京都5日・東京5日・東京6日の馬券の反省

土曜日の京都メイン、京都新聞杯を勝ったのは実績通りプラチナムバレット。せっかく勝ったのに骨折でダービーに出られないのは残念。ダノンディスタンスが3着。ほぼデータ通りの決着。ここに書いた予想の通り買っておけば的中だったのに、サトノリュウガを軸…

第22回NHKマイルカップの予想

考えてみればこのレースを的中した記憶がない。クラシックで頂点を目指してきた馬たちと、早い段階で短距離に狙いを定めてきた馬たちが合流する特殊な3歳G1なので、力関係を推し量るのが難しい。結果的に高配当にもつながっているのだろう。 皐月賞のとき「…

第65回京都新聞杯の予想

ダービートライアルでもないのにトライアルのような顔をしてこの時期に収まっているレース。JRA公式サイトのデータ分析によると、好走条件は次の通り。 JRAの500万下から上のクラスの芝1800m以上のレースで連対経験があること キャリア5~8戦 馬番1~11 今年…

2回東京5日11Rプリンシパルステークスの予想

一応ダービートライアルだけど、ダービー本番とは関連が薄い東京芝2000mのレース。スピルバーグとかアンビシャスとか、その後の活躍馬はそれなりに出ているから存在意義がないわけじゃないけど。以前は2200mだったのに短縮されたのは、京都新聞杯が2200mにな…

青葉賞と天皇賞の反省

まあ、今回は珍しく両方とも予想は的中したので、反省といっても馬券の買い方ぐらいなのだが。 青葉賞はアドミラブルが後方待機から3コーナーを過ぎてまくっていくという予想外の戦法をとったが楽勝。ハロンタイムを見ると最初の12秒5が一番遅くて、2ハロン…

第155回天皇賞(春)の予想(前日版)

枠順はキタサンブラックが3番、サトノダイヤモンドが15番と2強が内外に分かれた。内枠有利とされながらも前日売りで単勝1番人気に推されているのはサトノダイヤモンドのほうで、競馬ファンの見識の高さを感じる。 しかし、水曜日の時点での予想を変える必要…

第24回テレビ東京杯青葉賞の予想(前日版)

昨日書いたように6番アドマイヤウイナーに期待する。あと、人気でも10番アドミラブルは外せないだろう。アゼリア賞と同じく、(元)夫婦馬主の対決になる。 前走でオープン特別や重賞に出ていた馬は、ここ5年で馬券になったのは2014年の3着ヤマノウィザード…

第24回テレビ東京杯青葉賞の予想(枠順決定前)

ダービー本番に結びつかないことで有名なダービートライアル。例によってJRA公式サイトでのデータ分析を参考にする。 そこで示されている条件は次の通り。 前走で1・2番人気 過去4走で2勝以上 過去3走以内で芝2000m以上に3回または2回出走 前走で芝2200m以上…

第155回天皇賞(春)の予想(枠順決定前)

キタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強対決ムード。キタサンブラックが勝つだろうと思う。 1992年のメジロマックイーンとトウカイテイオーのときに似た雰囲気を感じる。ただし大きく違うのは、有馬記念ですでに一度対戦していることだ。サトノダイヤモ…

2回東京1日・2日の反省

土曜日の3歳500万下芝2300mの新緑賞は、6番人気の大野騎乗ビービーガウディが差し切り勝ち。スローでほぼ均一のペースだったから、長くいい脚を使えた馬が勝ったのだろう。狙ったエンドゲームは好位の外目から。エテレインミノルを競り落とした程度では強調…

第52回サンケイスポーツ賞フローラステークスの予想

オークストライアルの東京芝2000mに18頭。 5番ホウオウパフュームが1番人気になるとは思ってなかった。しかし強いのはこの馬だろう。前走の寒竹賞は最後方から突き抜けたレースぶりも強かったし、2分1秒5という勝ちタイムは翌日の古馬1000万下のブラックバゴ…

2回東京1日9R新緑賞の予想

府中の芝2300mという珍しい条件のレース。新緑賞で思い出すのはリアルバースデー。ダービー2着、菊花賞3着などクラシックでも活躍したのに主な勝ち鞍は新緑賞(400万下)という善戦マン。故森田芳光監督が一口馬主だった。近年でもカフジプリンスやハギノハ…

皐月賞の反省

なかなか見ごたえのあるレースになった。1分57秒8はコースレコードタイ、皐月賞レコード。 勝ったのは、最終オッズでも9番人気と過小評価されていたアルアイン。3コーナーではズルズル後退するような場面もあったのに、ペルシアンナイトとの4コーナーからの…

第77回皐月賞の予想

今年の皐月賞は、どこからでも狙えそうなメンバー構成になった。唯一の牝馬である8番ファンディーナが前日の夜の時点ではけっこうな人気を集めているが、牝馬であることを別にしても、無敗でクラシック本番を迎えた馬の意外な脆さは先週の桜花賞で実感したば…

桜花賞の反省

うわさによるとアドマイヤミヤビはゲート内でうんこしていた瞬間にスタートを切られて機嫌を損ねたのが敗因だそうで……だからあんなに行きっぷりが悪かったのか……。まあ、生き物だからこういうこともあるよね。 レーヌミノルにしてもリスグラシューにしても、…

第77回桜花賞の予想

近年は馬主の冠名を含む馬名が少なくなった。昔は冠名という慣習が田舎くさくてイヤだったが、といってヴゼットジョリーみたいなのは凝りすぎの感があってそんなに好きではない。今年の3歳では、コスモスが冠名コスモに本体スという説があるが、桜花賞に抽選…

アザレア賞の反省

アザレア賞は人気3頭が上位3着までを占める結果になった。3着に入ったのは、前走は恵まれての2着とみて軽視した3番人気のエーティーラッセンで、保険をかけたつもりの3連複が外れてしまって馬券はトントンに。 アドミラブルは結局単勝1.9倍の1番人気になった…

2回阪神3日9Rアザレア賞の予想

阪神芝2400mの3歳戦で、一昨年はレーヴミストラル、昨年はヴァンキッシュランが勝ってその勢いで青葉賞も勝ったレース。ダービーでは足りないが青葉賞なら通用しそうな馬を探せばいいわけだ。 しかし2番アドマイヤロブソンと3番アドミラブルのどちらもその資…

日経賞と毎日杯の反省

日経賞のゴールドアクターは5着止まり。シャケトラとの馬連を持っていたので、直線では完全にいただきだと思ったら伸びなかったのはグランプリホースの方だった。去年より調子がいいんじゃなかったのかよ……。シャケトラの単勝も買っておくべきだった。 千両…

第64回毎日杯の予想

池江厩舎の素質馬サトノアーサーが人気。前走のきさらぎ賞は道悪に泣いたようだが、最後にダンビュライトを差した脚はさすがだった。 同じ厩舎のアルアインもシンザン記念で道悪だけでなく直線でも不利があって6着止まりだったが、その前の千両賞は底力を要…

第65回日経賞の予想

ゴールドアクターの今年の始動戦になった。去年もこの馬から買ったはずだけど的中したかどうか覚えていない……。今年も、先の有馬記念で小差の3着だったから軸は不動だろう。 4歳の一線級、皐月賞馬ディーマジェスティや菊花賞2着馬レインボーラインや古馬に…

第31回フラワーカップの予想

スプリングステークスは結局ひいらぎ賞の上位2頭が入れ替わる決着でウインブライトが勝った。ウインブライトに目をつけたのはよかったが、やっぱり目移りしてしまった挙句ワイドのボックスなんて買ってしまったのでトリガミ。プラチナヴォイスはブリンカーを…

第66回フジテレビ賞スプリングステークスの予想

皐月賞トライアルだが、この中から本番で活躍する馬が出てくるかどうかという点よりも、このレースでどの馬が台頭してくるかという点が興味深い。いろんな個性と戦績の馬がそろっているので。 昨年暮れのひいらぎ賞で8番アウトライアーズ、10番ウインブライ…

第31回中日スポーツ賞ファルコンステークスの予想

中山記念の反省もしないうちに前回の更新から1か月近く経ってしまった。 3日開催の中京初日のメインは芝1400mの3歳G3ファルコンステークス。去年は尾花栗毛の美しいトウショウドラフタが勝って単勝をいただいた印象深いレース。今年もがんばりたい。 ジョー…

第91回中山記念の予想

中山記念といえば、古くはクシロキング、サクラローレルやサイレンススズカといった後にG1を勝つ馬が飛躍の足がかりにしたレースという印象があったが、ここ3年はすでにG1を勝った馬が再始動のためのステップレースとして実力を見せつけるレースになっている…