悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

2017-01-01から1年間の記事一覧

2回東京1日9R新緑賞の予想

府中の芝2300mという珍しい条件のレース。新緑賞で思い出すのはリアルバースデー。ダービー2着、菊花賞3着などクラシックでも活躍したのに主な勝ち鞍は新緑賞(400万下)という善戦マン。故森田芳光監督が一口馬主だった。近年でもカフジプリンスやハギノハ…

皐月賞の反省

なかなか見ごたえのあるレースになった。1分57秒8はコースレコードタイ、皐月賞レコード。 勝ったのは、最終オッズでも9番人気と過小評価されていたアルアイン。3コーナーではズルズル後退するような場面もあったのに、ペルシアンナイトとの4コーナーからの…

第77回皐月賞の予想

今年の皐月賞は、どこからでも狙えそうなメンバー構成になった。唯一の牝馬である8番ファンディーナが前日の夜の時点ではけっこうな人気を集めているが、牝馬であることを別にしても、無敗でクラシック本番を迎えた馬の意外な脆さは先週の桜花賞で実感したば…

桜花賞の反省

うわさによるとアドマイヤミヤビはゲート内でうんこしていた瞬間にスタートを切られて機嫌を損ねたのが敗因だそうで……だからあんなに行きっぷりが悪かったのか……。まあ、生き物だからこういうこともあるよね。 レーヌミノルにしてもリスグラシューにしても、…

第77回桜花賞の予想

近年は馬主の冠名を含む馬名が少なくなった。昔は冠名という慣習が田舎くさくてイヤだったが、といってヴゼットジョリーみたいなのは凝りすぎの感があってそんなに好きではない。今年の3歳では、コスモスが冠名コスモに本体スという説があるが、桜花賞に抽選…

アザレア賞の反省

アザレア賞は人気3頭が上位3着までを占める結果になった。3着に入ったのは、前走は恵まれての2着とみて軽視した3番人気のエーティーラッセンで、保険をかけたつもりの3連複が外れてしまって馬券はトントンに。 アドミラブルは結局単勝1.9倍の1番人気になった…

2回阪神3日9Rアザレア賞の予想

阪神芝2400mの3歳戦で、一昨年はレーヴミストラル、昨年はヴァンキッシュランが勝ってその勢いで青葉賞も勝ったレース。ダービーでは足りないが青葉賞なら通用しそうな馬を探せばいいわけだ。 しかし2番アドマイヤロブソンと3番アドミラブルのどちらもその資…

日経賞と毎日杯の反省

日経賞のゴールドアクターは5着止まり。シャケトラとの馬連を持っていたので、直線では完全にいただきだと思ったら伸びなかったのはグランプリホースの方だった。去年より調子がいいんじゃなかったのかよ……。シャケトラの単勝も買っておくべきだった。 千両…

第64回毎日杯の予想

池江厩舎の素質馬サトノアーサーが人気。前走のきさらぎ賞は道悪に泣いたようだが、最後にダンビュライトを差した脚はさすがだった。 同じ厩舎のアルアインもシンザン記念で道悪だけでなく直線でも不利があって6着止まりだったが、その前の千両賞は底力を要…

第65回日経賞の予想

ゴールドアクターの今年の始動戦になった。去年もこの馬から買ったはずだけど的中したかどうか覚えていない……。今年も、先の有馬記念で小差の3着だったから軸は不動だろう。 4歳の一線級、皐月賞馬ディーマジェスティや菊花賞2着馬レインボーラインや古馬に…

第31回フラワーカップの予想

スプリングステークスは結局ひいらぎ賞の上位2頭が入れ替わる決着でウインブライトが勝った。ウインブライトに目をつけたのはよかったが、やっぱり目移りしてしまった挙句ワイドのボックスなんて買ってしまったのでトリガミ。プラチナヴォイスはブリンカーを…

第66回フジテレビ賞スプリングステークスの予想

皐月賞トライアルだが、この中から本番で活躍する馬が出てくるかどうかという点よりも、このレースでどの馬が台頭してくるかという点が興味深い。いろんな個性と戦績の馬がそろっているので。 昨年暮れのひいらぎ賞で8番アウトライアーズ、10番ウインブライ…

第31回中日スポーツ賞ファルコンステークスの予想

中山記念の反省もしないうちに前回の更新から1か月近く経ってしまった。 3日開催の中京初日のメインは芝1400mの3歳G3ファルコンステークス。去年は尾花栗毛の美しいトウショウドラフタが勝って単勝をいただいた印象深いレース。今年もがんばりたい。 ジョー…

第91回中山記念の予想

中山記念といえば、古くはクシロキング、サクラローレルやサイレンススズカといった後にG1を勝つ馬が飛躍の足がかりにしたレースという印象があったが、ここ3年はすでにG1を勝った馬が再始動のためのステップレースとして実力を見せつけるレースになっている…

2回中山1日・1回阪神1日の反省

中山9R水仙賞は、イブキが逃げ切り勝ち。といっても1コーナー過ぎまで先手を取ったのは狙っていたアダマンティン。競り合うのを避けたのか譲って3番手を進んでスムーズな競馬だったが前を捉え切れず後ろからも差されて3着。 人気を背負ったサトノクロニクル…

2回中山1日9R水仙賞の予想

今開催から本格的な春競馬が始まるので、ギア(=賭け金)を上げていきたい。 中山の9R水仙賞は3歳500万下の芝2200m戦。ここを勝った馬がダービーで惑星的存在として注目を集めることもある伝統の一戦(というほどではないな)。今年は10頭立て。10頭とはい…

先週(1回東京最終週)の反省

土曜7Rのアルスフェルトは穴馬のつもりで買ったのに、最終的には2番人気まで支持されていた。勝ち馬から0秒8差の9着に終わった。平均ペースをやや離れた2番手集団の先頭から運んだが直線で伸びず。実力なのかな。 土曜のメインは長距離走ダイヤモンドステー…

1回東京7日7Rの予想

古馬500万下の芝1800mに16頭立て。2勝馬すなわちこのクラスを既に勝ったことのあるのが3番クワトロガッツと11番ストーミングの2頭だけ。さらに、前走で3着以内に入っているのもストーミングと16番コスモピクシスの2頭だけという低レベルの争いだ。 最近注目…

オグリキャップの番組(見てない)

周囲で『プロフェッショナル・仕事の流儀』のオグリキャップ特集がそこそこ話題になっていた。残念ながら見てないので何も語ることはないのだが、「オグリキャップまで「格差」を語る材料にされてしまうのか……」というブログ記事を読んで思うところはあった…

1回東京6日の反省

共同通信杯のラップタイムは 12.6 - 11.6 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.7 となって、通常は11秒を切ることもあって一番速くなる2ハロン目が速くならず、平均ペースで流れた。過去5年のレースと比べると、最初の3ハロンはイスラボニータの…

1回東京6日12Rの予想

この時期には貴重な平場の1000万下芝1600m戦に12頭立て。 3歳重賞で勝ち馬からタイム差なしの入着歴があるナヴィオンが屈腱炎から1年7か月ぶりに復帰する舞台になった。息ができていればこの馬で断然だろうが、判断がつかない。 狙ってみたいのは、11番ダイ…

第51回共同通信杯の予想

この5年のうち4年の連対馬がクラシックのタイトルをとっている重要なレースで注目度も高い。しかし今年は11頭立てと比較的少頭数になった……と思ったら、ここ5年で最も出走が多かったのが2014年イスラボニータが勝ったレースで14頭。去年は10頭。今年がことさ…

1回東京3日の反省:追い込んで届かない馬をどう扱うか

9Rゆりかもめ賞を勝ったのは、戸崎騎乗のダノンキングダム。ハナを切って途中からマイネルラプティスが絡んできそうになったら先に行かせて最後また盛り返すという、まさに主導権を握ったレース。 期待したムーンザムーンはこのゆったりしたペースをかなり後…

1回東京3日9Rゆりかもめ賞の予想

年が明けてから、じっくり検討してブログに書くゆとりがなくなってしまって、ずいぶん間が空いてしまった。1月が終わり、田辺がリーディング首位にいるという事態。今年を飛躍の年にしてほしいなあ。あと大野。 さて、3歳500万下の芝2400m戦はわりと素質馬が…

1回中山5日の反省

開催中止になる可能性も高いという予想だけは当たった……。 京成杯は、1番人気のコマノインパルスが最初後方にいて徐々に進出し外目を回って堂々とした勝ちっぷり。テレビで見ていてやけにスローだなと思ったけど、公式サイトで確認するとそうでもなくて、最…

1回中山5日12Rの予想

日経新春杯を含めてWIN5の予想をしようと思ったが、中京と京都が雪の可能性が高く、ダート替わりになったり開催自体が中止になったりする可能性も高そうなので、前日に予想をするのは中山だけにした。 中山の最終レースは1000万下の芝2200m戦に15頭立て。こ…

第57回京成杯の予想

皐月賞への前哨戦となる中山芝の中距離のレース群の中で、成績が直結するのは弥生賞ぐらいしかないというイメージがあり、この京成杯もその後の活躍馬は出すけれども皐月賞そのものとは関連性が薄いようだ。エイシンフラッシュのように、皐月賞3着でダービー…

1回京都3日・1回中山3日の反省

シンザン記念はかなり雨が激しく降る中の重馬場で行われ、前走でアルアインの2着だったキョウヘイが勝った。2着に入ったのは川田の落馬負傷で武豊に乗り替わったタイセイスターリー。ミッキーアイルの弟。ペルシアンナイトは3着、アルアインは6着。 キョウヘ…

1回中山3日12Rの予想

1000万下の芝2000mに16頭立て。現級で勝った経験のある馬はいない。3歳重賞で上位に来たことのある馬にある程度人気が集まるので、勝利の可能性と人気との乖離が生じそうな狙い目のレースと思う。 14番ブラックバゴは2歳時にホープフルステークスで3着、3歳…

第51回シンザン記念の予想

シンザン記念にも「日刊スポーツ賞」という冠がついていたなんて知らなかった……。 ジェンティルドンナやオルフェーヴル(2着)、ジュエラー(2着)を輩出したことで出世レースとされる3歳重賞。今年は15頭立てで、うち10頭が1勝馬なのでやや低調なメンバーか…