悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第66回ラジオNIKKEI賞の予想(火曜版)

明日は大井で帝王賞という大きいレースがあるが、基本的にはJRAの芝の重賞を中心に見ていくことにしたので考えない。

さて、福島の芝1800mの3歳重賞。今の名称より「ラジオたんぱ賞」のほうがなじみがあって、ハンデ戦だというのにもかなり違和感を持っているが、昨日の時点でハンデが発表されたので予想の目星をつけておきたい。

ここ5年のレースラップをみると、2ハロン目が10秒台になることが多いようだ。その後は12秒台前半が平均的に続くペースのことが多いかな。速いペースを経験していることが強みになるのかもしれない。

登録馬を見て、強いのはクリアザトラック。初めて古馬を相手にした江の島特別(1000万下)も快勝したのだから3歳重賞でも勝てる力はあるはずだ。距離が1800mに延びるのがネックかもしれないが、福島ならこなせるだろう。

サトノクロニクルも人気になるだろうが、エンジンの掛かりが遅いのが福島には合わないと考えられて圧倒的な支持とまではいかないかもしれない。

狙いたいのはリーチザクラウン産駒のニシノアップルパイ。粗削りなレースぶりだが、前走プリンシパルステークスはレースレコードを更新するハイペースを2番手で進み、2着はありそうな脚に見えた。最後は後続に飲み込まれて0秒6差の5着。200m短縮されるここはチャンスだろう。もう一つ好材料があって、2勝目を挙げた4月2日の中山500万下1600mの勝ちタイム1分34秒7は、前日のダービー卿チャレンジトロフィーのロジチャリスと同じで同開催の2位タイ。翌週のニュージーランドトロフィージョーストリクトリ1分36秒0や1000万下隅田川特別のエクラミレネール1分35秒9を上回っているという時計の裏付けもある。先に行ける脚もあるし、買わない手はないだろう。母がアップルトウショウだからといってこんな馬名をつけることはなかったと思うが。