悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

1回中山5日の反省

開催中止になる可能性も高いという予想だけは当たった……。

京成杯は、1番人気のコマノインパルスが最初後方にいて徐々に進出し外目を回って堂々とした勝ちっぷり。テレビで見ていてやけにスローだなと思ったけど、公式サイトで確認するとそうでもなくて、最初の4Fが49秒0で上がり4Fが48秒7という均等な配分だった。ただし3F目が13秒1、5F目が12秒6と遅くなっていたところがあり、ペースの上下動が激しかったようだ。勝ち時計は2分2秒5で、土曜日の未勝利戦が2分3秒0だったから、やはりそれほどレベルは高くなかったと思う。

期待したサンティールはスタートがうまくいかず隣の枠のコマノインパルスと接触したりして、最後方から。外を回って直線ではそこそこ追い上げてきたけれど7着まで。自己条件の牝馬限定戦なら狙えるか。

最終レースは、「こういうタイプは昇級初戦ではまず上位に来ない」として切ったサンタフェチーフが直線突き抜けて2連勝。改めて前走の映像を見たら、直線で進路がなかなか開かずピンチだったが開いたらすかさず突っ込んでいっていい伸びだった。でも昇級戦で即通用するとは……。同じく昇級組のコウキチョウサンが2着ときわどい3着。3連単24点が大外れだった上に、軽視した昇級馬が馬券圏内の3頭のうち2頭を占めるという結果には大きなショックを受けている。不明を恥じるしかない。

ウインヴォラーレは同型馬がいなくて楽に逃げられるはずが、スタートダッシュがよくなくて無理に押していった感じで行きっぷりがよくなく、しかも早めにスズカヴァンガードに絡まれたので最後の踏ん張りが利かなかったのだろう。

サンタフェチーフは高野友和厩舎から斉藤崇史厩舎に転厩して2連勝。体重も増えているし、本格化したのかな。斉藤崇史調教師は、開業してすぐに松田博資厩舎から転厩したオープン馬のラブラバードがレース外の事故で引退に追い込まれたという出来事が印象的だったけど、実は有能なのか? 高野師もショウナンパンドラを管理していたわけだから無能というわけではないだろうが……。でもポルトドートウィユシャイニングレイ、ロスカボスとか、期待馬が意外と育っていない印象はあるな。