悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

2回阪神3日9Rアザレア賞の予想

阪神芝2400mの3歳戦で、一昨年はレーヴミストラル、昨年はヴァンキッシュランが勝ってその勢いで青葉賞も勝ったレース。ダービーでは足りないが青葉賞なら通用しそうな馬を探せばいいわけだ。

しかし2番アドマイヤロブソンと3番アドミラブルのどちらもその資格がありそうに見える。

アドマイヤロブソンは前走の未勝利戦の最後の直線でいったん並びかけられそうになったのをまた突き放したレースぶりは強そうだし、アドミラブルの前走は阪神芝1800mで1分45秒8という破格の時計を叩き出している。これは同日の古馬オープン特別大阪城ステークスのアストラエンブレム1分47秒1を上回る。持ち時計の通りに走ればアドミラブルの圧勝だろうが、そうはいかないのが競馬。

ところでアドマイヤの馬主近藤利一氏とアドミラブルの馬主近藤英子氏は夫婦だったはずだが、あえてこのダービーに向けて賞金加算の面で大事な500万特別にぶつけたのはどういうことなんだろう。噂通り離婚したのか。

血統的には、3代母がバレークイーンフサイチコンコルドの母)で近親にリンカーンやヴィクトリーがいるアドミラブルのほうが好みだ。人気次第だけど単勝はこっちを買うつもり。

8頭立てと少ないので、馬連よりも3連複で保険を掛けたい。3頭目は、5番スパークルメノウ、6番エテレインミノル、7番エンドゲームでいいだろう。中でもエンドゲームはクラリティスカイの弟で、上のクラスまで行ける可能性は高いと思う。前走は未勝利を脱した直後の重賞ホープフルステークスへの挑戦で大敗しているが、その未勝利戦はなかなか強い勝ち方だった。その時のタイムが福島の芝2000m稍重で2分2秒9。これは同日の古馬500万三春駒特別ウインテンダネス2分3秒1を上回る。成長力がどんなものかにもよるが、割って入る可能性なきにしもあらずというところ。