悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第65回日経賞の予想

ゴールドアクターの今年の始動戦になった。去年もこの馬から買ったはずだけど的中したかどうか覚えていない……。今年も、先の有馬記念で小差の3着だったから軸は不動だろう。

4歳の一線級、皐月賞ディーマジェスティ菊花賞2着馬レインボーライン古馬になって充実してきたシャケトラ、ミライヘノツバサ、ジュンヴァルカンといったところがどれだけの走りを見せるかに注目している。ここらあたりで上位に食い込む馬が出てきて、世代交代が騒がれるようになってもおかしくないはずだ。

中でも注目しているのが、8番ジュンヴァルカン。シャケトラとミライヘノツバサは重賞でも上位に来る力があるところを見せたが、ジュンヴァルカンはまだ菊花賞(10着)しか経験がない。前走が1600万下で楽勝だったので、重賞でも通用すると思うが、いきなりでどうだろう。純粋に興味があるという意味で注目している。

ディーマジェスティ菊花賞ジャパンカップでの走りが本調子を欠いているようだったし、蛯名も絶不調なので今回は買わない。

しかし馬券を買うのは、これら4歳勢ではなく、5歳の5番ナスノセイカンなのだった。前走の金鯱賞でも左回りが得意だという理由で複勝を買っていて、前が詰まって4着という悔しい結果だったのでもう一度狙うだけなのだが、成績を見てみると思ったほど左回りに特化した馬ではない。中山では未勝利を脱出したし、5着が3回あり、初重賞のAJCCも0秒7差の6着でまずまず。府中や新潟で見せた目の覚めるような末脚を中山で見せたことはないようだけど、3着なら可能性はあると思う。中山での重賞の実績という面ではミライヘノツバサやツクバアズマオーが上だが、未知の魅力でこちらを選びたい。