悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第41回エリザベス女王杯の予想

去年はマリアライト複勝を買っていて、まさか勝つとは思わなかったので単勝を買わなかったことを悔やんだが、同じ失敗を今度は宝塚記念でやってしまった。今度こそということで単勝を買うと来なかったりするので迷うところだ。ここを勝つならなぜあそこで負けた……と思うような成績で、鈴木康弘元調教師が「伝説の合成聖獣グリフィンを思い起こさせるミステリアスな馬体」と評したのもわかる気がする。最近は競馬メディアでも好走の条件がわかってきたようだが。今回も5着以内には来るだろうが、ここで負けて有馬記念で好走するというのがこの馬にはふさわしいストーリーのように思える。

例年は秋華賞を経た馬が好成績を収めていることからすると15番パールコードか(デンコウアンジュはG1で上位に来る能力があるとは思えない)。しかし秋華賞では先行馬群の切れ目に位置してきわめてスムーズに運べたのが大きく、大外になり相手も強い今回は着順を落としそう。

このレースは2年連続で上位に来る馬(いわゆるリピーター)が多数いるということでも知られていて、ということは好走するタイプもある程度固定しているということなのかもしれない。すなわち、ラキシスマリアライトに共通する特性を備えた馬を探したいところ。

JRA公式サイトの伊吹雅也氏によるデータ分析の中に、距離適性に触れた箇所がある。これを参考に絞り込みたい。

芝2200m以上で連対実績のある馬は、1番ミッキークイーン、2番マリアライト、5番メイショウマンボ、6番プロレタリアト、7番マキシマムドパリ、8番タッチングスピーチの6頭のみ。メイショウマンボはもう終わった馬とみて除外して、この5頭の3連複ボックスを買うのはどうだろう。なんとなく可能性がありそうだし、配当もよさそうだ。