悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

1回札幌6日10RHTB賞の予想

この土日の中央競馬で1000万条件芝のレースは5鞍組まれていて、その中で一番簡単そうなのがこのレース。2000mに10頭立て。なお土曜の3鞍はどれも難しそうだったので予想自体を見送った。

6戦3勝2着3回と、まだ連対を外したことのない降級馬ラヴィエベールが強いのは自明。懸念は半年の休み明けがどう影響するかという点だけだろう。

他に注目すべきは、3歳牝馬のタンタグローリア。タンタアレグリアの妹だ。400kgあるかないかぐらいの体重しかない小柄な馬。4戦2勝、6着2回という戦績。 2勝は函館での近2走で、どちらも楽勝。もしここを勝てば3連勝ということになる。 7月8日の未勝利戦の勝ち時計は1分47秒0で、これは翌日の1000万下かもめ島特別のポールヴァンドルをはじめとする他のすべての2回函館の芝1800m戦を上回っていた。時計の極端に速い週があった1回函館を含めても19レース中の5番目に位置する。続く500万条件は2000mだったが、そこでもその前の週の函館記念(ルミナスウォリアー2分1秒2)も翌日の1000万下松前特別バルデス2分1秒6も上回る2分0秒5という2回函館の一番時計を叩き出している。そこで負かしたタガノアスワドも次走ですぐに勝ち上がっているようにレベルは高かったはず。この2戦とも鞍上が岩田だったので、馬の能力を極限まで引き出してしまって今回はお釣りがないという可能性がなきにしもあらずだが、かなりのスケールの持ち主であることは間違いない。

1着にタンタグローリア、2着にラヴィエベール、3着を総流しという3連単でどうだろう。保険として単勝のほか、馬単でラヴィからタンタグローリアを押さえておけば完璧では。