悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第79回優駿牝馬(オークス)の予想

桜花賞の時はアーモンドアイを低く評価していて全然ダメだったが、手前をころころ変えながら推進力の高い走りを持続するあの走りを見せられると、2400mという舞台でもそうパフォーマンスを落とすことはないように思える。

桜花賞で断然の一番人気を背負いながら敗れた馬がオークスでは巻き返すという構図はこれまで何度も見てきた。昨年のソウルスターリングしかり、松永幹夫調教師が騎乗していたイソノルーブルしかり。ラッキーライラック陣営は、ハープスターを封じたヌーヴォレコルトのようなレースを目指すだろう。思惑通りに運ぶとは限らないが、心情馬券という意味合いも込めてラッキーライラック単勝を少額買っておく。

この2頭に加えてもう1頭を選ぶとすれば、例年の傾向からフローラステークス組だろう。今年は前半1000mを61秒台のスローを最後方から差し切ったサトノワルキューレの末脚に注目が集まっているが、これにはちょっと注意が必要だと思う。2ハロン目からずっと12秒フラットに近いスプリットタイムが続く特異なペース配分だった。途中で息を入れにくいという意味で先行馬にも厳しい展開だったのではないか。この流れを外枠から先行して粘り通したパイオニアバイオも高く評価していいと思う。

買い目としては、3連複の2-8-13と2-11-13にパイオニアバイオからワイドを少々。