悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第23回NHKマイルカップの予想(結論)

今日の6レース、3歳500万下芝1400mの勝ち時計が1分21秒4だった。NHKマイルカップは1分32秒台前半か、下手したら32秒を切る可能性もあるかもしれない。

6レースでは先行馬が早めに抜け出して、いわゆる前が止まらない決着。同じ展開になるとは限らないが、過去のNHKマイルカップを考えても、また同距離のヴィクトリアマイルでも同じような決着になったことは何度もある。高速決着での実績と早めに抜け出す戦法を考えると、パクスアメリカーナとテトラドラクマは外せないだろう。脚質的には不安があるが、タワーオブロンドンも実力はこの世代では上位と考えざるを得ない。

もう1頭、持ち時計は水準に達しているとは言い難いけど脚質面と血統で気になるのがミスターメロディ。中京の芝1400mファルコンステークスが1分22秒1というのは今ひとつではあるが、これが初芝だったことを考えればまだ詰める余地はあるだろう。3歳デビューの馬としては136年ぶりにケンタッキーダービーを勝ったJustifyと同じScat Daddyを父に持つという話題性もある。Deputy Minister系やStorm Cat系がこのレースでは強いことは既に述べた通りで、その系統を2本持つのは心強い。そして、今日の東京競馬場にプレゼンターとして登場する予定なのが南野陽子! その主演映画に『寒椿』があるが、寒椿賞というレースに出走した経験があるのは当馬だけなのだ。3連複のヒモには入れておこう。