悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第78回菊花賞の予想

気がつけば2か月ぶりの更新。ブログを書くのもエネルギーがいりますね。この間、秋華賞のディアドラの複勝とか、ぼちぼち予想して買ってはいたけどあまり的中しなくて、モチベーションが下がっていたので……。

さて、菊花賞もまったく自信はないけど予想しておきたい。

まず、今年のメンバーは低レベルだという世評には同意。ダービーの時点ではアドミラブルで堅いと思っていたけど故障でいなくなってしまった。

その上で、この中で一番強いのは13番キセキだと思う。1000万下の信濃川特別の勝ち時計1分56秒9は、1クラス上の佐渡ステークスのロッカフラベイビー1分58秒1も新潟記念タツゴウゲキの1分57秒9も上回り、2回新潟2000m戦の最速。それも古馬相手に楽勝だからね。神戸新聞杯ではレイデオロに後れを取ったけど、内に押し込められて追い出しが遅れるという展開のあやもあった。鞍上のミルコが長距離では成績が今ひとつなのは気にかかるが。

古馬相手の1000万下を勝って挑むのが5番トリコロールブルー、6番マイネルヴンシュ、9番クリノヤマトノオー、14番ポポカテペトルと4頭いる。この中では、2走前の札幌日刊スポーツ賞でも狙ったマイネルヴンシュに魅力を感じる。500万北辰特別の勝ち時計2分0秒3は札幌記念を上回り、1回・2回札幌の1番時計タイ。時計の出る週ではあったが。前に行けてしぶとい脚質は菊花賞に向くだろう。複勝とキセキとのワイドを買っておけばよかろう。なお、父ステイゴールド菊花賞に向きそうなイメージがあるが、この5年で3着以内に来たのは昨年2着のレインボーラインと2012年のゴールドシップのみ。それ自体はそれほど大きな強調材料とは考えていない。

今年はラップタイムからみて神戸新聞杯よりセントライト記念のほうがレベルが高かった可能性はあると思っていて、その点も含めて春から高く評価していたアルアインが好走する可能性も感じる。同馬も含めた3連複も買っておくかどうかは少々迷うところだが。