悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第53回農林水産省賞典小倉記念の予想

サマー2000シリーズ第3戦。過去5年の記録を見ると、勝ち時計もペースも上位馬の臨戦過程もけっこうバラバラで、傾向がつかみにくい。

どちらかというとハイペースになる年が多いだろうか。しかし今年は13頭と少ないし、どうしても逃げたい馬もいないようなので、どれかが押し出されるように先頭に立つがペースはゆるくなるという展開になるかもしれない。

人気にはなると思うが一番安定感があるのはストロングタイタン。小倉では4戦3勝、唯一負けたのが重賞の小倉大賞典で、0秒5差なので大負けはしていない。前走は中京でレコードを塗り替える快勝。1番人気がずっと勝ってないのは気になるが、まあ3着以内には来るだろう。

穴として狙っていたのは、七夕賞でも注目したフェルメッツァだが、複勝圏内に来る可能性はあるという程度の実力だと思うので、単勝6番人気で複勝もかなり売れてる現状では買えない。

同じ七夕賞に出ていた組の中では、人気とのバランスでヴォージュがよさそう。この時は重賞初挑戦で3番人気だったのに敗戦で評価を落としているが、ハイペースに巻き込まれる(というほどではなく離れた3番手だったが)展開の不利もあって0秒7差なら、悲観することもないだろう。今回は展開に恵まれそう。血統的にも、父系サンデーサイレンス(父がナカヤマフェスタ)、母系にRobertoが入り(母の父タニノギムレットノーザンダンサー系もそこここにいるというのは近年の好走馬の傾向に合致しているように思う。単複と、ストロングタイタンとカフジプリンスへのワイド。ワイドはこの3頭のボックスでもいいかな。