悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第34回エプソムカップの予想

エプソムカップ宝塚記念と同日に行われるイメージがあったが、いつの間にか1週ずれていた。

1800mという距離はとらえづらくて、マイラーが参戦してクラレントのように勝ったりする例もあるし、純然たる中距離馬が順当に勝ったりもする。どちらかというと中距離馬が上位に来るケースが多いと思うけど。

今年のメンバーは、オープン特別のメイステークスと都大路ステークスから臨む馬が多い。前者は前半ややスロー、道中は平均してハロン12秒前後が続くラップで、末脚の持続力が要求された戦いだった。重賞ではない割にハイレベルだったんじゃないだろうか。2014年のエプソムカップディサイファが勝ったときのラップに近い。それに対して都大路Sのほうは、ダノンメジャーのつくった緩い流れに後方待機組がしてやられたレース。メンバー構成もこちらのほうが一枚落ちる感じだった。

ほかの路線からここに来る馬もいるが、比較的連動性の高い新潟大賞典から2頭だけで、フルーキーがちょっと怖いぐらいか。あとはラフィアンの2頭が似たような脚質で実力もあり、ペースがどうなるかも含めて予測がつかない。

メイS組から、心情的にはこれまでずっと買ってきた18番ナスノセイカンを選びたいところだが、前走で末脚が不発に終わった原因がわからないので買いづらい。成績が安定している4番ヒストリカルを選んでみた。ジャイアンツが歴史的な連敗を達成した週でもあるし。もう8歳だが、東京の1800mでは5着6着3着4着と大崩れしていない。コースの特質が似ている印象がある阪神の1800mで3勝。メイSで見たかぎり、末脚もさほど衰えていないと思われる。4着以内、0秒6差以内には来そう。3着に来るかどうかはちょっとわからないが……。複勝と10番アストラエンブレム、14番タイセイサミットへのワイド。