悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第91回中山記念の予想

中山記念といえば、古くはクシロキングサクラローレルサイレンススズカといった後にG1を勝つ馬が飛躍の足がかりにしたレースという印象があったが、ここ3年はすでにG1を勝った馬が再始動のためのステップレースとして実力を見せつけるレースになっている。いずれにしても、勝った馬はこれを最後の重賞勝ちにするのではなく、この先も華々しく活躍してほしいものである。ドゥラメンテは残念だった。

今年もG1を勝った実績のある馬が複数いて、ハイレベルの戦いになりそう。今回はどの馬が勝つ順番なのかを当てるゲームだ。

でもまあ、勝つのは7番アンビシャスだろう。昨年のこのレースでドゥラメンテに肉薄する2着、リアルスティールには先着。天皇賞(秋)でも、伸びない内を通りながらもよく踏ん張って4着。すでにG1級と思える。 対リアルスティールでは3歳時から1勝2敗だが、共同通信杯の時点では完成度に大きな違いがあったし、前述の通り天皇賞では取ったコースの違いも大きかった。今回リアルスティールは福永と似たタイプの戸崎が鞍上なので、また2着の可能性が高いような気がする。

9番ロゴタイプと10番ヌーヴォレコルトの両G1馬は、どちらも使える脚が短くて超一流にはなり切れなかったというイメージがあるが、ここでは力上位のはず。今のところ6,7番人気と案外売れていないので、アンビシャスからこの2頭へのワイドでも十分な配当がありそうだ。こんなに簡単でいいかしら。