悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

4回阪神8日9R兵庫特別の予想

1000万下の阪神芝2400mハンデ戦で13頭立て。

トップハンデは4歳牡馬の9番デンコウインパルスで57kgを課せられている。4月に同条件の現級勝ちを果たし、その後3戦して3,5,7着と着順は落としているがまずまず堅実に走っている。斤量で目を引くのは5番のエアカーディナル。2走前、函館の同じ1000万下北海ハンデでは昇級初戦で惨敗後だったためか53kgだったのが、同レースと続く阿寒湖特別で連続して2着に入ったことが評価されたのか、今回は2kg増の55kgになっている。要注意だろう。

3歳牡馬は1番シュペルミエール、3番スワーヴアーサー、6番サトノエトワール、7番ヴォージュの4頭いて、いずれも53kgで横並び。 シュペルミエールはこれまで6戦して馬券圏外に落ちたことがなく、前走も初めての古馬との対戦で出遅れと4コーナー手前で置いていかれそうになって外を回る不利があって勝ち切ったのは実力がある証拠だろう。 3番スワーヴアーサーも前走の500万下は横綱相撲で強い勝ち方だった。ただ、未勝利戦を勝って臨んだ京都新聞杯で0秒9差の7着。同じステップで1つ上の6着だったエルリストンが今日の阪神平場500万下で惨敗しているのを考えると、この馬も1000万下ですぐ通用すると判断するのは早計かもしれない。

惹かれるのは13番の4歳牡馬エトランドル。再昇級した前走の中京芝2200m戦で10着に敗れているためか斤量は56kgだが、降級前は現級で3着が2回ある。降級してからの初戦(6月の芝2400m生田特別)で再昇級を決めており、このときのレースぶりが出色だった。最初は控えたが1000m前後から動き出して厳しいペースをつくり、最後は自身も多少バテたが4馬身近い差をつける圧勝で2分24秒4という勝ち時計。これは同開催の1600万下グリーンステークスを上回る(といってもそちらは重馬場だったのだが)。鞍上が小牧なのは嫌だが、単勝馬単で勝負したい。相手は上に挙げた3歳馬2頭とエアカーディナル、デンコウインパルス。