悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

新潟記念の予想

去年はマイネルミラノの単複を持っていて、最後デムーロに差されたときは脱力した。複勝もけっこうついたけど。どういう根拠でこの馬券にしたのか覚えていないのは残念。今年はすっきり当てたいものだ。

でも、どの馬にもチャンスがありそうだし有力馬もそれぞれに弱点を抱えている顔ぶれ、当たりそうな気がしないが、ハンデキャッパーの判断をヒントにしよう。

ハンデが重いのは58kgのダコールアルバートドック、57.5kgのマイネルミラノで、この辺は近況が好調な組。しかしこの5年で重いハンデの馬は、2011年の57.5kgナリタクリスタルが勝って以来、馬券圏内に来ていないのは気になる。

57kgのエキストラエンドムスカテールははるか昔に重賞を勝っているが近走はそれほどではない組、ベルーフも重賞で2着はあるが勝ったのはかなり前なのでこの斤量。メイショウナルトも57kg組と同様の成績だと思うが、勝ったレースのレベルが低いと考えられているのか、なぜか1kg軽い。クランモンタナは前走で重賞を勝っているが、一気に3kg上げるのはあんまりだということなのか、56kgにとどまっている。こうしてみると、重賞勝ちのある実績馬ではクランモンタナが最も恵まれた印象。あまりにもズブいレースぶりと平凡な勝ち時計から今回も人気は集めていないが、上積みもありそうだし、新潟芝2000mでは1000万下特別の勝ちと一昨年の新潟記念2着があり、わりと得意な舞台でもある。「穴に二番なし」とも言われるが、あえてクランモンタナを狙ってみたい。

重賞を勝ったことのない馬の中では、以前からルミナスウォリアーに期待している。新潟では2戦2勝、府中でのジューンSなどで見せたしぶとい伸び脚は新潟の長い直線への高い適性を示していると思う。前走で重賞も経験したことだし、今回はチャンス十分だろう。柴山が直線でうろうろすることだけが心配。クランモンタナとルミナスウォリアーのワイドで勝負。

ほかに、バーディーイーグル、ファントムライト、ロンギングダンサー、アデイインザライフといったところも気になる。3連複を買っておこう。