悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

2回小倉5日10R宮崎特別の予想

1000万下の芝2000mに10頭立て。こんな名前のレースあったっけ、と思ったら、昨年は芝1200mで、それまではダート1700m戦だったようだ。同じ名前のレースで条件をコロコロ変えられるとイメージが混乱して予想にも悪い影響があると思う(それは言い過ぎ? あるいは言い訳?)。同じ名称ならできるだけ条件を固定してほしい。

3歳のナムラシングンが、春先の若葉ステークス2着(後続に8馬身差)と皐月賞で0秒8という小差での7着という実績から断然の人気。若葉ステークスではアドマイヤダイオウを完全に差したと思ったのに差し返されたレースぶりはやや不満が残るが、皐月賞でもそこそこ走れているのだから、力はあるのだろう。先週フレグモーネで枠順発表前に取消になったようだが、この少頭数だし、中心視は当然。馬単で低い人気の馬までカバーしたい。

同世代のゼンノタヂカラオが2番人気に推されているが、若葉ステークスで上位2頭に8馬身差をつけられた3着がこの馬で、500万下は辛勝、京都新聞杯でも1秒4差の8着に大敗しているし、実力はナムラシングンよりかなり落ちるだろう。未勝利脱出の舞台が小倉なので連下はあるだろうが……。

狙ってみたいのは6番スズカビスタ。前走は半年ぶりのレースなのにマイナス12kgでの出走。谷厩舎らしく仕上げへの不安はどこまでも残るが、後方追走から4コーナーでは怪しい手応えで大外を回りながらも、バテずに0秒2差の7着。上がり3ハロンのタイムは11頭のうち2位だから、レースぶりは悪くなかった。複勝とナムラシングンとのワイド。