悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

1回札幌3日11R札幌日経オープン

昨年ペルーサが5年ぶりの勝利を挙げて多くの人を驚かせたレース。逃げて勝ったことも含め。その前の年は強い逃げ馬バンデが勝っている。ここ5年のうち、函館で行われた2013年以外は逃げ/先行馬が勝っているというきわめて特徴的なレースだ。

となれば、狙いはサムソンズプライド。前走の目黒記念は久々の重賞で8着だが着差は0秒6とまずまず。3歳時にはプリンシパルステークスを勝っているし、その後も条件戦で後のG1馬モーリス、マリアライトゴールドアクターといった顔ぶれと接戦した経歴からオープン特別ぐらいはまたいつ勝ってもおかしくないはず。札幌では11着と9着で振るわないが、そのときは鞍上が横山和生だったというマイナス要素があったし、つつかれて2ハロン目が11秒フラットか11秒を切るぐらいの速い流れも向かなかったのだろう。この距離ならゆったり流れるだろうから、かなり持ちこたえられるはず。とはいえ、調教もよくないようだし、このレースで推す要素はあまりないかな……。

ほかには、本格化したツクバアズマオーは函館と札幌で10戦して着外なしでコース適性もあり、人気馬の中では信頼が置けるだろう。タマモベストプレイは去年のこのレースで2着、同条件(ハンデ戦だが)の丹頂ステークスで1着と3着という良績があり、重賞では近年振るわないけれどもオープン特別なら怖い存在。前走で狙ったトゥインクルは今回は人気だが、この距離なら外せない感じがする。

なんか歯切れが悪い予想にしかならず我ながらどうかと思うが、とりあえずの結論としてはタマモベストプレイ複勝を買っておけばそこそこ楽しめそう、というところ。