悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

2回新潟1日11R佐渡ステークス

新潟開幕週の土曜メイン佐渡ステークスは1600万下芝2000mのハンデ戦。トップハンデは55kgのディスキーダンス、ナスノセイカン、シャドウウィザードの3頭だが、牝馬で54kgのマローブルーがいるので実質トップハンデはこちら。

マローブルーは昨年の4月から6月にかけて3連勝して、小倉記念でもアズマシャトルの5着という好走歴があり、実力は断然のはずで実質トップハンデは当然。ただ、今年に入って1600万下で2戦したが、いずれも1番人気に推されながら3着と5着に終わり、勝ち切れていない。信頼の置けない人気馬だろう。

ハンデ55kgの中では、ディスキーダンスとシャドウウィザードがこのクラスでも上位に入った実績があるのに対して、ナスノセイカンは3連勝で1000万下を勝ち上がったばかり。それでこのハンデというのは、ハンデキャッパーから実力を高く評価されていると解釈できる。といっても、同じく1000万下からの昇級初戦に臨む牝馬カレンリスベットも53kgと、同等の評価を与えられているわけだが。前々走と前走の勝ちっぷりからナスノセイカンには本格化した気配を感じるので狙いたいが、マローブルーも同様の軌跡を描いて500万下・1000万下・1000万下と3連勝したのに、続く1600万下では2着に惜敗しており、どんなに実力があっても4連勝はさすがに難しいかもしれない。その場合、単勝候補はカレンリスベットとみる。

以上名前を挙げた5頭が実力上位だと思うので、この組み合わせで3連複は当たると信じたいが、取って損になるかもしれない。エーシンマックスは昨年このシーズンの新潟で4着、2着と好走しているのでちょっと怖いかも。開幕週で先に行ける有利さもあるし。ディスキーダンスが直線の長い府中と新潟では今ひとつなので外して、代わりにエーシンマックスを入れる手はあるだろう。