悔いのない馬券を

競馬予想の思考過程の備忘録として

第68回安田記念の予想

リピーターが活躍するレースということを前提にすれば、まずは昨年の3着馬レッドファルクスの取捨がポイントになるだろう。もう7歳だし、ミルコに捨てられた。前走の高松宮記念でのレースぶりからはスプリントのレースではもう厳しいようにも思えるが、1400m…

第85回東京優駿(ダービー)の予想

皐月賞の時はワグネリアンを高く評価しすぎて全然ダメだったが(先週と同じ構造の書き出し)、ダービーはこの世代の最強馬ダノンプレミアムが復帰してくるから大丈夫だろう。 ただ、単勝2倍前後に値するかというと懸念材料もあって微妙。レース間隔が開いた…

第79回優駿牝馬(オークス)の予想

桜花賞の時はアーモンドアイを低く評価していて全然ダメだったが、手前をころころ変えながら推進力の高い走りを持続するあの走りを見せられると、2400mという舞台でもそうパフォーマンスを落とすことはないように思える。 桜花賞で断然の一番人気を背負いな…

第13回ヴィクトリアマイルの予想

1600m戦ということで桜花賞からNHKマイルカップ、そしてこのレース、さらに安田記念という流れを分析するとおもしろいだろうなと思いつつ、今年は時間がとれなかった。 とりあえず1週前のNHKマイルカップと比較してみよう。 血統的には、NHKは予想の時に述べ…

第23回NHKマイルカップの予想(結論)

今日の6レース、3歳500万下芝1400mの勝ち時計が1分21秒4だった。NHKマイルカップは1分32秒台前半か、下手したら32秒を切る可能性もあるかもしれない。 6レースでは先行馬が早めに抜け出して、いわゆる前が止まらない決着。同じ展開になるとは限らないが、過…

第23回NHKマイルカップの予想(枠順決定前)

今度は前哨戦の結果を検討に加えてみよう。優先出走権が得られるレースは従来からのニュージーランドトロフィーのほか、今年から施行時期を移したアーリントンカップも加わった。NHKマイルカップのレーティングが低くてG2への格下げの危険もあることから、レ…

第23回NHKマイルカップの予想(週頭時点)

連休で暇があるので今週末の競馬の予想をしてみた。 近年のNHKマイルカップは、かなり顕著な特徴がある。 先行した馬が4年続けて勝っている 牝馬が上位に来ている 北米系ノーザンダンサーの血を引く馬が活躍している 血統面で目についたのが3番目に挙げたノ…

第157回天皇賞(春)の予想

確たる主役が不在なので、どういう要素を軸に考えればいいのかというところから難しい。どの馬も一長一短あるわけだから、今回の舞台でどういう条件が有利に働くのかを読むのが予想の醍醐味だろうけど、迷うばかりだ。まあ、わからなければ買わなければいい…

第25回テレビ東京杯青葉賞の予想

ダービーに直結しないことで知られるトライアル。今年の顔ぶれも18頭のうち1勝馬が10頭を占める低レベル。ダービーで好勝負できそうな馬が1頭いるかいないかといったところだろう。 その候補オブセッションは、2戦目のシクラメン賞で阪神の芝1800mを1分45秒6…

第78回皐月賞の予想

競馬の格言で「皐月賞は速い馬が、ダービーは運のいい馬が、菊花賞は強い馬が勝つ」というのがある。こういう一見もっともらしい言葉に惑わされてはいけないと思う。それぞれのレースの特性とかそれへの適性といったものはおそらく存在するのだろうが、そう…

第78回桜花賞の予想

桜花賞で圧倒的な支持を集めた女王候補は近年で何頭もいて、そのうち前評判に応えて1着になったのはハープスターぐらい。今年のラッキーライラックも、これまでに見せつけてきた強さからいって単勝2倍前後になるのは妥当などころだろうけど、期待値からみて…

2018年3月25日WIN5予想

WIN5という馬券、まだ当たったことはないけど配当の高さに惹かれて時々は買っている。個別のレースに対する予想とは違う視点で買い目を選ぶことになるのでおもしろい。5つのレースで人気薄ばかりが来ることはまずないが、2番人気以内ばかりで決着することも…

第65回毎日杯の予想

キズナやアルアインがステップにしてクラシックを制したレースに、今年は10頭立てながら2戦2勝馬が3頭集まって興味深いレース。ただし、過去のこのレースでの好走馬は、500万下の特別レースを勝って臨んだ重賞では一歩足らず再挑戦というパターンが多かった…

第66回日経賞の予想

海外でNikkeiといえば日本経済新聞でもなく同紙を発行している新聞社でもなく日経平均を指す。日経平均が前日比974円も下げた翌日に行われる日経賞はどういう結果になるだろうか。とりあえず3連単の974は記念馬券として買っておこう。 この後天皇賞へと向か…

第52回 小倉大賞典の予想

ここ5年ずっと馬券圏内に来ているディープインパクト産駒が今年はケイティープライドのみ。人気薄でも上位に来ることがあるので要注意だが、この馬に関しては若いときは小倉での好走割合が高かったのに、小倉での近2走は2桁着順。前走も先行したがあまりいい…

第53回京都牝馬ステークスの予想

ここに出る馬のこの後の目標は1200mの高松宮記念か1600mのヴィクトリアマイル。有力馬のソルヴェイグは前者、ミスパンテールは後者だろう。 狙ってみたいのは10番デアレガーロ。今の条件になってからまだ2回しか施行されていないが、その2回とも前走から距離…

第42回エリザベス女王杯の予想

ここ5年で上位に来た馬の血統表を見ると、やけに目立つ名前があるのに気づく。Rivermanだ。 昨年の1着クイーンズリングと3着ミッキークイーン。2015年の1着マリアライト、2着ヌーヴォレコルト(その前年の2着馬でもある)、3着タッチングスピーチ。2012年の1…

第156回天皇賞(秋)の予想

2週続けて台風が来て、東京でも結構な雨量になっている。道悪は必至、サトノクラウンでしょうがない。以上。 という感じなのだが、昨年と同様、好きなステファノスを狙ってみたい。この馬のどこが好きかというと、ルックス。フォトパドックとかいって写真を…

第60回毎日放送賞スワンステークスの予想

JRA公式サイトのデータによると、好走馬の条件は次の通り。 外枠 5歳以下 馬体重480kg以上 先行力を持つ 中京記念の際にも狙ったムーンクレストだが、この条件にぴったりではないか。 この時には追い込み馬というイメージを持っていたが、近走では先行してい…

第78回菊花賞の予想

気がつけば2か月ぶりの更新。ブログを書くのもエネルギーがいりますね。この間、秋華賞のディアドラの複勝とか、ぼちぼち予想して買ってはいたけどあまり的中しなくて、モチベーションが下がっていたので……。 さて、菊花賞もまったく自信はないけど予想して…

8月19日・20日の馬券の反省

今週は全部外れ……。 2回札幌1日11R札幌日刊スポーツ杯 土曜の札幌メインは1000万下の芝2600mハンデ戦。 現級勝ちがあり札幌も1勝、3着1回と得意にしているウインヴォラーレが中心だろうということで、ワイドを3歳馬に流す。相手はロードアルバータとマイネル…

第53回札幌記念の予想

近年の札幌記念のラップタイムを見て気づくのは、前半に比べて後半の時計がかかる、いわゆる前傾ラップになった年が多いことだ。2012年は前後半がほぼ同じだったが、函館での開催になった2013年からずっと、3ハロンで比べても4ハロンで比べても前半が1秒以上…

2回新潟8日10R阿賀野川特別の予想

小倉と同様に12頭立てと少頭数になった新潟1000万下の芝2200m戦。現級勝ちがあるのがネイチャーレットとショパンの2頭のみ。 ショパンとポポカテペトルは人気先行なので除外して考えれば、上のクラスでも好走経験のある6番ネイチャーレットか、現級で2着・3…

2回小倉8日10R西部スポニチ賞の予想

1000万下の芝1800m定量戦。11頭立てと少ないのにダート馬も複数いて、現級で勝った経験があるのが3頭だけという低調なメンバー。この顔ぶれなら、ここ2戦で足踏みを続けているタニノアーバンシーも勝てるだろう。 相手は9番グラットシエル。2勝目のあやめ賞…

8月13日の馬券の反省

今日は2レースのみ、HTB賞と関屋記念の勝馬投票券を購入。 HTB賞 「保険としてラヴィエベールからタンタグローリアへの馬単を押さえる」と書いたが、それは買わず、タンタグローリアの単勝と1・2着固定での3連単を購入。 ただ、前走での勝ち方はタイムこそよ…

1回札幌6日10RHTB賞の予想

この土日の中央競馬で1000万条件芝のレースは5鞍組まれていて、その中で一番簡単そうなのがこのレース。2000mに10頭立て。なお土曜の3鞍はどれも難しそうだったので予想自体を見送った。 6戦3勝2着3回と、まだ連対を外したことのない降級馬ラヴィエベールが…

8月5日・6日の馬券の反省

今週は収支プラスで終わることができた。馬券は買ってなかったけど、レパードステークスの勝ち馬ローズプリンスダムは4代母がミスタイモアだった。ノーモアスピーディやベストタイアップなどの母。この系統は社台ファームを離れているんだね(ローズプリンス…

1回札幌4日12R藻岩山特別の予想

日曜の札幌12Rは1000万下の芝1800mのハンデ戦。12頭。 昇級馬が5頭いる。そのうちのナイトオブナイツだけが負担重量56kgで、ほかはいずれも52kgとなっている。 基本的には500万下からの昇級馬は4歳牡馬なら54kgで、3歳と牝馬は2kg減というハンデになるはず。…

第53回農林水産省賞典小倉記念の予想

サマー2000シリーズ第3戦。過去5年の記録を見ると、勝ち時計もペースも上位馬の臨戦過程もけっこうバラバラで、傾向がつかみにくい。 どちらかというとハイペースになる年が多いだろうか。しかし今年は13頭と少ないし、どうしても逃げたい馬もいないようなの…

2回新潟3日10R信濃川特別の予想

土曜の新潟10Rは1000万下の芝2000mのハンデ戦で14頭立て。 半数が前走で500万下を勝っての昇級戦で、現級勝ちのある馬がいないという興味深い顔ぶれがそろった。 有望なのは1番ブラックプラチナムと5番キセキか。 キセキは前走の中京で最後方から豪快に差し…